実際に工場を見学してみると、1つ1つの工程はやはり完全に自動化されているものの、部品をパレットに整列させる段取りや、部品同士を組み合わせる作業の多くは人の手で行われていました。
協働ロボットを取り入れることでまだまだ効率化できる余地があることがわかりました。
広い工場内では大小様々な部品や製品が扱われ、多様な作業が行われています。
そこで、それぞれの現場に最適なテックマンモデルを複数提案させていただきました。
例えば重くて大きい製品を扱う現場には新しくリリースされる可搬重量が大きいシリーズを。
反対に小さい製品が多いレーンには現存のテックマンを。
さらに作業場所が頻繁に変わるという問題には、TMロボットの作業位置の自動調整機能や、QRコードを読み込むことで簡単にプログラムを変更できる機能をご紹介しました。
実は以前、他社製の協働ロボットを検討したそうですが、移動後の段取りに時間がかかり過ぎることで導入を断念したそうで、TMロボットの初動の速さにとても魅力を感じていただけたようです。