テックマンの協働ロボットは様々な形状や素材のハンドを選べます。
今回選んだのは製品をくっつけて取り出す吸着ハンド。
でも手作業の時と同じく、複数の製品がくっついてしまいます。
そこで先輩が治具にひと工夫すると、見事に1枚ずつ確実に取り出すことができるように!
具体的な内容は公開できないのですが、僕が驚いたのは治具にレゴブロックを使用したこと。
確かにレゴは色々なサイズ、形に対応できるし、その場ですぐに組み立てられて便利なのです。
でもまさか仕事でレゴを使う日が来るなんて夢にも思いませんでした。
要望を伺ってからプログラムが完成するまでは約20分。この短時間でこの作業に必須だった従業員1名分の時間が解放されました。
今回のように1つの作業を置き換えるのはもちろん、僕がTMロボットをもっともおすすめしたいのは「少量多品種での単純作業」です。
テックマンロボットは1台で複数の作業に対応できるため、例えば午前と午後の作業を分ける、月に1度はこの作業、など状況や変化に柔軟に対応できます。
もちろん作業内容や取り扱う製品が変わっても、精度が落ちることもありません。