Premier engineering Column

協働ロボットと描ける
企業課題解決へのビジョン

逆転の発想が生んだ成功事例
 ~ケーキカット編~

こんにちは、新入社員のマナブです。

先日、食品機械の最先端の技術を見て触れて体験できる展示会『FOOMA JAPAN 2022(国際⾷品⼯業展)』に参加してきました。
テックマンの協働ロボットと超⾳波フードカッターメーカーとのコラボ出展ということで、
TMロボットがカッターを使ってケーキをカットするというデモンストレーションを行いました。
実はこのプロジェクトには1点大きな問題がありました。
ロボットにカッターを持たせる場合は安全性を確保するため、ロボットの周りに柵が必要となります。
そうなると「安全柵なしで人と共に働ける」「⼩スペース」という協働ロボットの利点が活かされません。
ここをどうクリアしたのか?
当日ブースに到着すると、協働ロボットの隣に50センチ四方の底のない箱が設置されていました。
箱の天井部分にカッターが取り付けられていて、ロボットがお皿に乗せたケーキを箱の中へ運んでいきます。
そのままケーキを下からカッターの高さまで持ち上げることで、カットができる仕組みになっていました。
ロボットがカッターを持たないことで、安全と省スペースが実現。
その逆転の発想に思わず「すごい!!」と誰よりもはしゃいでしまいました。

ケーキのカット数はテーブルに置かれた数字を読み取り、その通りに切り分けられています。
カードを別の数字に置き換えると、カット数が数字の通りに変わります。
これがテックマンが誇る画像読み取り機能です!
数字だけでなく、⾊や
QRコードにも対応しています。
この機能を使えば、都度プログラムを書き換える必要なく、直接ロボットを操作しなくても簡単に作業内容を変更できます。
この手軽さも
TMロボットの人気急上昇の大きな理由の1つです!
みなさんにも是非、体験してもらいたいです。

当日のデモの様子はこちら

こんにちは、新入社員のマナブです。
業界で大注目のテックマンの協働ロボットに携わる仕事がしたくて入社しました。
協働ロボットの素晴らしさをお届けしたいと思います。
まだまだ勉強中ですが、導入をご検討中のみなさまのお役に立てれば嬉しいです。